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ホンダの米国部門、アメリカンホンダは11月3日、『シビックハッチバック』(Honda Civic Hatchback)と『シビックタイプR』(Honda Civic Type R)の2019年モデルを発売した。

シビックハッチバックとシビックタイプRの2019年モデルでは、インテリアを中心にアップデートが施された。ディスプレイオーディオシステムを新デザインとし、新しいインターフェースを導入する。Bluetooth機能も性能を引き上げた。Appleの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」にも対応する。ステアリングコントロールスイッチも新デザインとなり、より直感的な操作性を追求した。音声認識機能の性能向上、電気式パーキングブレーキのインジケータ追加、カップホルダーの大型化などの改良も施されている。

シビックハッチバックの2019年モデルには、ホンダの先進運転支援システム(ADAS)、「ホンダセンシング」の最新版を搭載する。ホンダセンシングは、ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識とブレーキ、ステアリングの制御技術が協調することで、運転や事故回避を支援する先進運転支援システムだ。衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)、車線逸脱警告、低速追従が可能なアダプティブクルーズコントロール、交通標識認知機能、レーンキーピングアシスト、前方衝突警告、「レーンウォッチ」と呼ばれるサイドビューカメラなどが用意される。

シビックハッチバックのパワートレインには、直噴1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。このエンジンには、高効率な過給を実現する吸排気デュアルVTCや電動ウェイストゲート付ターボチャージャーを採用した。最大出力は174hp/6000rpm、最大トルクは22.4kgm/1800-5500rpmを引き出す。1.5ターボは排気量をダウンサイズしながら、自然吸気の2.4リットルを上回るトルクを獲得した。この直噴1.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの174hp仕様は、入門グレードの「LX」と「EX」、中級グレードの「EX-L」と「EX-Lナビ」の4グレードに搭載する。上級グレードの「スポーツ」と「スポーツツーリング」では、最大出力が180hpに引き上げられる。

また、1.5ターボのトランスミッションは、CVTが基本とした。このCVTはアクセル操作に対してリニアな加速Gを生む変速制御技術の「Gデザインシフト」によって、ターボラグを感じさせないパワフルな加速フィールや静粛性を追求する。スポーツグレードには6速MTも設定する。6速MTはシンクロナイザー機構の形状のチューニングにより、スムーズで気持ちの良いシフトフィールを追求した。米国EPA(環境保護局)燃費は、LXグレードの場合、市街地13.2km/リットル、高速17km/リットル、複合モード14.5km/リットルと公表されている。

「タイプR」の2019年モデルでは、ボディカラーに、新色のソニックグレイパールを設定した。シビックタイプRには、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」エンジンを積む。米国仕様の場合、最大出力306hp/6500rpm、最大トルク40.8kgm/2500~4500rpmを引き出す。トランスミッションは、レブマッチ機能付きの6速MTを組み合わせる。サスペンションは、コンフォート、スポーツ、+Rモードが切り替えられる。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地9.4km/リットル、高速11.9km/リットル、複合モード10.6km/リットルと公表されている。

なお、アメリカンホンダは、2019年モデルのシビックハッチバックのベース価格を、2万1450ドル(約242万円)に設定する。シビックタイプR、シビックハッチバックともに、生産はホンダの英国スウィンドン工場で行われる。タイプRのエンジンは、米国オハイオ州のアンナ工場で組み立てられる。

引用元:レスポンス