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アウディは9月7日、新型『A6アバント』(Audi A6 Avant)を欧州市場で発売すると発表した。新型『A6』はアウディのミドルクラス車で、セダンに続いて、ワゴンの「アバント」にも新型が登場。全車が新開発の48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載する。

新型A6アバントには、新型『A8』、新型『A7スポーツバック』に導入されたアウディの最新デザイン言語を採用。シングルフレームグリルは、さらに大型化され、表情に力強さを増した。ボディサイズは、全長4940mm、全幅1890mm、全高1470mm。ボディサイズの大型化の効果で、室内空間が広がった。荷室容量は565リットル。40対20対40の3分割式の後席を倒せば、最大で1680リットルに拡大する。

新型A6アバントでは、すべてのエンジンに48Vマイルドハイブリッドを採用。48ボルトの電源システム、BAS(ベルト・オルタネーター・スターター)、リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、55~160km/hの範囲で走行中にエンジンを休止させ、惰性走行で燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、22km/h以下の速度で作動。減速時には、BASが最大12kWのエネルギーを回生する。アウディによるとこのマイルドハイブリッドは実走行において、100kmあたり最大0.7リットルの燃費を向上させる効果があるという。

新型A6アバントには、フルデジタルコクピットの「アウディバーチャルコクピット」を設定。アウディバーチャルコクピットは、12.3インチの大型ディスプレイを備えたフルデジタルコクピット。ステアリングホイールのマルチファンクションボタンで操作する。オプションのヘッドアップディスプレイは、情報をフロントウインドウ上に表示。日常会話に対応したボイスコントロールシステムにより、インテリジェントな会話のパートナーとして機能するという。

また、このシステムは、車両に記憶されたデータとクラウドに蓄積されたノウハウの2つの方法を駆使して、ドライバーのコマンドと質問に応答。標準装備されるパーソナライゼーションシステムは、7名までのプロフィールを記憶することが可能で、最大で400の設定を保存することができる。

さらに、オプションの「アウディ・コネクト」キーを使用すると、グーグル(Google)のAndroid対応スマートフォンによって、新型A6 アバントの施錠や開錠が可能。「マイ アウディ アプリ」を利用すれば、ユーザーのスマートフォンと車両を接続することができる、としている

新型A6アバントのドライバーは、大型の10.1インチのタッチスクリーン式ディスプレイに指で触れることで、インフォテインメントシステムの操作を行う。センタートンネルコンソールにある8.6インチのタッチスクリーンは、エアコンディショナーと快適機能にアクセスするためのもの。同時にここからテキストの入力も行える。ドライバーは、ティプトロニックのシフトレバーの上に手首を乗せたまま、検索のための文字入力ができるなど、快適にタッチスクリーンの操作を進めることができる。

音と触感によるフィードバックの組み合わせや、手を振る動作など共通のタッチジェスチャーを利用することで、新しい「MMIタッチレスポンス」は、非常に安全で直感的かつ、素早い操作を可能とした。新型A6アバントのドライバーは、数多くの機能を日常的な言語を使ったボイスコントロールを介して、操作可能。目的地やメディアに関する情報は、車載データのほか、外部のクラウドから、LTEのスピードで取り寄せられる。

「アウディ・コネクト」のオンラインサービスには、新たに道路標識の認識や緊急情報などを追加。これは、アウディユーザーのスウォームインテリジェンス(群知能)を活用したCar-to-Xサービスとなる。ナビゲーションシステムも大幅に進化して、新たな機能を追加。「MMIナビゲーション・プラス」では、走行したルートの情報を元に、自己学習していく機能が付く。この機能では、ルートガイダンスは、サービスプロバイダーのHEREが運用するサーバーを経由して、オンラインで提供。ここでは、走行する全地域における交通状況も考慮されることにより、ルート検索の機能がより高度になる

新型A6アバントには、通勤や長距離ドライブを念頭において開発した広範囲なドライバーアシスタンスシステムを採用。「シティ」および「ツアー」パッケージとして設定される。標準装備されるドライバーアシスタンスシステムには、エマージェンシーブレーキアシストの「アウディ プレセンスフロント」に加え、工事現場などの道路の幅が狭くなった区間での走行をサポートする「ナローロードアシスト」付きアダプティブクルーズアシストも含まれる。

アダプティブクルーズアシストは、ストップ&ゴーをカバー。静止状態から最高250km/hの範囲で使用可能とした。前後車間とレーンキープを行い、ドライバーを支援する。さらに、効率的なアシスタンス機能を実現するため、システムは速度制限、カーブ、ランナバウトに加え、ナビゲーションを使用中にはルート上の右左折も考慮して、クルーズコントロールを作動。この「エフィシエンシーアシスタント」は、インストルメントクラスターに予測情報を表示するほか、アクセルペダルを介して、ドライバーに触覚フィードバックを伝える。これらのアシスタンス機能は、全車に導入されるマイルドハイブリッドの制御と協調し、燃費の向上に貢献する。

「エマージェンシーアシスト」は、必要な状況でドライバーがブレーキをかけなかった場合、視覚的、音響的または触覚的な警告を発することによって、安全性を高める。警告に対してドライバーが反応しない場合にはシステムが運転を引き継ぎ、ハザードランプを点滅させて、走行車線内に停車させる。

新型A6アバントには、LEDヘッドライトが標準装備。ヘッドライトには、3つのバージョンを用意。最上位のシステムは、高解像度ハイビームを搭載したHDマトリクスLEDヘッドライト。ダイナミックターンシグナルとライトを脈動させるカミングホーム&リービングホーム機能を採用している。

引用元:レスポンス