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 米アリゾナ州で今年、ウーバー・テクノロジーズの自動運転車両が試験走行中に歩行者をはねて死亡させた事故は、同社がボルボ・カーの安全システム機能を解除していなければ回避できていた可能性がある。米高速道路安全保険協会(IIHS)が7日のリポートで明らかにした。

 同リポートでIIHSは、3月18日に同州テンピで女性1人が死亡した衝突事故について、ボルボのスポーツタイプ多目的車(SUV)「XC90」に搭載された衝突回避テクノロジーを止めていたとしてウーバーを非難。IIHSのチーフ・リサーチ・オフィサー、デービッド・ズビー氏は、ボルボのシステムの有効性を認めた上で、そのシステムで衝突を回避または衝撃を軽減できただろうとの見解を示した。

 ズビー氏は電話インタビューで、「システムが介入することができていれば、死亡事故は発生しなかった可能性があると思う」と述べ、「自動運転技術の開発業者が本当にわれわれの道路の安全性を高めるつもりなら、路上に出る前に最高の衝突回避システムを備えているか万全にする必要があると訴えたい」と語った。(ブルームバーグ)


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引用元:日刊工業新聞