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【シリコンバレー=時事】電気自動車メーカーの米テスラは2日、同社初の量販型セダン「モデル3」の生産台数について、昨年7月の量産開始以来、目標としていた1週間当たり5000台に到達したと発表した。当初は昨年末の達成を目指していたが、2回にわたり先送りしていた。8月後半までに週6000台に達する見込みとしている。

 モデル3の生産台数は4~6月期の最後の7日間で5031台だった。カリフォルニア州フリーモントの工場で生産工程の自動化がうまく行かずに大幅に遅れたが、今年1月に設定した「6月末」の期限には間に合わせた。収益面でも7~9月期と9~12月期に黒字化するとの従来の見通しを維持した。

 全車種合計の生産台数は5万3339台と過去最高を更新。モデル3は2万8578台と1~3月期の約3倍に達し、主力セダン「モデルS」とスポーツ用多目的車「モデルX」の合計(2万4761台)を初めて上回った。テスラは、モデル3について「4~6月期の週当たりの生産台数は、品質を妥協することなく倍以上に増えた」と強調した。

 一方、世界各地への出荷体制の見直しを進めている影響もあり、出荷台数は4万0740台にとどまった。このうちモデル3は1万8440台、モデルSは1万0930台、モデルXは1万1370台だった。一方、輸送中の車両がモデル3で1万1166台、モデルSとモデルXの合計で3892台あり、7~9月期の出荷台数に計上される予定。モデル3の累計出荷台数は2万8386台に達し、受注残は42万台程度という。

引用元:日刊工業新聞